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【WEB版 お城旅行記】 第28号 2004年1月7日発行 (発行部数286部)
姫路城撮影記7〜天守閣編〜
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皆さん、こんにちは。
キリです。
いよいよ天守閣に向かいます。
まずは、西小天主の入り口です。
こちらは、大天守閣からの観光コースの最終出口になります。
「西小天主の入り口」

さて、こちらが大天守閣の入り口です。
よーく見ると分かりますが、こちらの扉は二重になっています。
最初の扉は漆喰の扉。
さらに2番目の扉は鉄の扉。
この二重式扉は防火対策だそうです。
「大天守閣の入り口」

入ってすぐは地下一階になります。
地下だけあって真っ暗です。
でも、F値1.8で撮影するとこんなに明るく撮影できてしまいます。
「地下一階」

扉シリーズ第二段、一階にある西小天主への扉です。
皆さん、覚えているでしょうか?
「水の五門」

あれは櫓門になっており、実は大天守閣と西小天主を結ぶ連絡通路だったりし
ます。
「西小天主への扉」

こちらは一階から二階への階段です。
ポイントは、階段の上に扉があるのです!
これは敵兵が攻めにくいように扉を作ったそうです。
「階段の扉」

姫路城は地下も入れて7階建てですが、上り用と下り用の階段があります。
つまり一階に2つの階段があるのです。
そして、そのうち一つはニセモノ(観光用)です。
その違いの見分け方が、この階段の扉なのです。
また、姫路城にはいろいろな展示物がございます。
たくさんありすぎて全部はご紹介できませんが、まずは戦国時代を代表する鉄
砲から。
このように実際にどのように鉄砲や槍を保管しているのかが分かります。
「鉄砲の展示」

上にあるのが火縄銃の火縄です。
続いては、甲冑です。
「姫路城に展示されている甲冑」

さて、姫路城の魅力は多々ありますが、なんといっても現存天守閣! に尽き
ます。
木造の天守閣は素敵すぎます。
光を取り入れるためか窓が東西南北にあります。
「窓」

木で組まれたこの天守閣。
以前、NHKの「プロジェクトX」でも取り上げられましたが、昭和の初期に、
このでっかい大天守閣を全て分解して、使える木材はそのまま使用し、痛んだ
木材は交換したという大作業がなされました。
前回ご紹介した大天守閣がバラバラに解体されたのだけでも驚きですが、まっ
たく同じ状態にくみ上げられたのにも驚きです。
「木造現存天守閣の内部」

「昭和の大修理」と呼ばれるこの大作業。
最大の問題は、西と東の2本の大黒柱。
高さ25m、太さ1mにも及ぶ巨大な木が日本には少なく、なんとかして入手す
るも移動中に西の柱が折れてしまう。
現在の西の心柱は木曽の檜と兵庫の別の檜とを3階で繋いだそうです。
(この継ぎ目も探してみると楽しいですよ〜)
それにしてもこれだけの建物を支えるわけですが、ものすごい大黒柱です。
重さはそれぞれ100トンはあるそうです!
「東大黒柱」

また、現在、大河ドラマで放映されている「宮本武蔵」の影響で、このような
展示物がございます。
「武蔵の部屋」

本当にこの部屋に武蔵が軟禁されていたかは…もごもご。
さて、この世界に誇る建造物「姫路城」
こんなすっごいお城を建てちゃう大工さんもすごいですね〜
大工さんというと真面目な方が多い印象(私の勝手な想像ですが)がしますが、
実は目立たないところで、いろいろ遊び心を発揮しています。
まずは、これをご覧ください。
「大工さんの落書き!?」

さぁ、これはどこにあるか探してみてください!
ヒントはすでにご紹介したあの窓です。
窓のある場所の上の屋根にこんな文字が書かれています。
建物を建てる際に、この木はここで使う…というような印をかくらしいですが、
通常は裏返して目立たなくするのに、ここだけはそのまま見えるようにしてい
るのはなぜでしょう〜
さて、次回もこの大工さんのユーモアあふれる遊び心のご紹介と、天守閣最上
階からの景色をご紹介したいと思います。
それでは〜