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 【WEB版 お城旅行記】 第30号 2004年1月21日発行  (発行部数292部)

 姫路城撮影記9〜へとちりの門編〜
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 皆さん、こんにちは。
 キリです。

 西小天守閣から出た後は、備前丸に戻って、今度は備前門から出ます。
 この備前門は特別公開の際に見れるときもあります。
 ただ、最近は見れないようです。

 姫路城の特別公開日は、普段は見れない場所を年に何度か特別に公開する日の
 ことをいいますが、それはお城の日「4月6日(シとロでシロ)」前後の1週間
 です。

 ちょうど桜のきれいな時期ですが、このときは城内は大変込み合いますので、
 できれば午前中にいかれたほうがいいですね。

 話は戻って備前門。
 こちらは櫓門になっています。
 なかなか立派な門です。

 「備前門」
 

 と、また改めて天守閣をナナメから振り返ってみました。
 さすが国宝天守閣、何度見ても圧倒される存在感です。

 「天守閣」
 

 備前門から出て左側に「ちの門」があります。
 こちらはちっちゃな門です。
 
 「ちの門」
 

 その先には、「への門」があります。
 すでにご紹介してありますが、「ほの門」を通って、天守閣の裏側を歩くと、こ
 の「への門」があります。
 今回は、水の門から天守閣に向かいましたが、通常の観光コースでは、この「へ
 の門」から「ちの門」を通って、備前門へ行き、そのまま備前丸→天守閣と行
 きます。

 「への門」
 

 姫路城にはいたるところにその間から鉄砲を撃てる「鉄砲挟間」があります。
 ただ、漆喰の部分が黒っぽくなっているのが気になりますね。
 これは酸性雨の影響らしいです…

 「鉄砲挟間」
 

 さて、ここまで書いてお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんね。
 「いろはにほへ」と来て、「ち」になっているけど、「と」はどこに? と。
 もちろん、「との門」は「への門」と「ちの門」の間にあります。
 しかもかなり立派な門です。

 「との一門」
 

 この門は、搦め手からの登城口につながっています。
 この門のすぐ下には「との一門」があります。
 こちらは「ちの門」同様ちっちゃな門です。

 「との二門」
 

 ここから見上げる天守閣もまたかっこいいです。
 「との一門から見上げる天守閣」
 

 この「との一門」を下りると搦め手口にいけますが、この階段の途中にある「と
 の一門」も風情があります。
 姫路城の素晴らしいところは、他のお城跡では、門がここにあったんだという
 「礎石」を見て、門を想像するしかないのが、こうして現実に門があるのを見
 ると、門はこうなっているんだぁ〜とよく分かって勉強になります。
 
 「との一門を絡めて口から見上げて」
 

 備前門に戻って、すぐに右のところに、帯の櫓があります。
 ここも昔は特別公開の日に見れたのですが、今は見学できないようです。
 なぜかというと、年々傾きがひどくなって、今ではボールを置くと勢いよく転
 がってしまうほどだそうで、とても人が部屋に入ることなどできないそうです。
 
 「帯の櫓」
 

 この帯の櫓から「りの門」までは長い直線の道が続いています。
 突き当たりに見える櫓は「太鼓櫓」です。
 
 「りの門への通路」
 

 さて、そのまま「りの門」に向かわずに、ちょっと寄り道を。
 先ほどご紹介した「帯の櫓」のすぐ右となりに通称「腹切丸」と呼ばれてい
 る場所にいける道がこっそりございます。
 あまりにもこっそりしているので、気づかない方もいらっしゃるかも。

 「腹切丸への通路」
 

 ここの通路は石で覆われています。
 人一人しか通行できないこの道は、確かに腹を切らせる処刑場に向かうような
 圧迫感があります。
 でも、天主のすぐ下のこの場所で、本当に罪人の腹を切らせたかははっきりし
 ないそうです。

 「腹切丸」
 

 話は「りの門」への通路に戻りますが、ここの石垣にはユニークな石がたくさ
 ん使われています。
 石不足だったのを物語るように灯篭の台座やら仏像などもあるのですが、なん
 と近くの古墳から持ってきたであろう、石室もあるのです!
 古代史ファンのから見たら史跡破壊をするな〜といわれかねないものですね。

 「石垣として使用されている石室」
 

 この石室はいたるところにありますので、探してみてください。
 この備前門周辺にあります。

 (注)かつて石棺があった所ですが、調査のためその石棺を取り出し、
    そこへ代用の石を詰めています。

 さて、「りの門」です。
 表から見た姿と裏から見た両面から見た「りの門」をお楽しみください。
 どちらをして表と呼ぶかはさておいて、とりあえず、城外から入ってきて見え
 る側を表とさせていただきます。
 
 「表から見た“りの門”」
 

 「裏から見た“りの門」
 

 さて、次回は、最後の門「るの門」まで一気にご紹介していきます。
 それでは〜

 第10話へ


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