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 【WEB版世界旅行体験記】 第6号 2004年5月21日発行

 第6話 フィレンツェ〜食べ物、物価、両替編〜
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 皆さん、こんにちは。
 キリです。

 今回は画像はありません。
 フィレンツェでの体験談を気ままに書いてみようと思います。

 まず、フィレンツェで驚いたのが、両替です!
 日本の成田空港で1万円をユーロに替えたときには、70ユーロになったとすで
 に書きました。

 その記憶があったので、今回も軽い気持ちで、「EXCHANGE」という看板
 のお店に行って、1万円を出しました。

 ただ、ガイドブックには、「イタリア人は両替のお金を平気でごまかす」と書い
 てあったので、出てきたお金をさっそく確認、確認。

 20、20、10、5、1

 レシートをチェック、チェック。

 「56ユーロ」

 うん、レシート通りの金額。
 どうやら、ごまかされていないようだ。

 ん?

 56ユーロ?

 あれ?

 70ユーロでは?

 ???

 しばし、頭が混乱しました。
 確か、日本では1万円で70ユーロのはず。
 なぜ、14ユーロ(2000円)も足らないんだ!

 もう一度、レシートをチェック…

 レートは確かに140になっている。
 ただ、気になる数字が、19%という数字。

 どれどれ、「Servizio」と書いてあるぞ。
 ん?
 もしかして、サービスか?
 ってことは、サービス料で19%引かれている?

 ぐわん。

 あまりの衝撃にしばし言葉を失いました。
 
 ガイドブックにも当然、両替の手数料のことは書いてありましたが、「6%もの
 高額の手数料をとるお店もあるので、注意しよう」とありましたが、19%も取
 るお店があるとはっ!

 お、恐るべし世界の観光名所、フィレンツェ!
 1万円両替するだけで、2000円も失うとは!

 ぼったくりにもほどがありすぎるじゃぁないかぁ…

 ときすでに遅し。
 本当に最初は何のことか理解できませんでしたが、すげえ世界だと思いました。

 皆さん、フィレンツェで両替しなくちゃならない場合には、手数料の確認はお
 忘れなく!

 試しに1000円でチャレンジした方がいいかもしれませんね。
 
 ふぅ。

 気を取り直して、食べものについて。
 …おいしかったです!

 フィレンツェで食べたものは、すでに書いたトマトケチャップのスパゲティで
 すが、あと、ピッツァ、マルゲリータを食べました。

 マルゲリータとは、ナポリ発祥のピザで、モッツァレッラチーズとトマトソー
 スに1枚のバジリコの葉っぱがのったベーシックなピッツァです。

 このモッツァレッラチーズが、非常においしいのです!
 口の中でとろけるチーズの食感。
 サクッとして口の中でふんわりする生地。
 口の中に広がるトマトの酸味。

 まさにイタリアを食べている気分です。

 おいしいっ!

 心の中で叫びたくなるおいしさです。
 うれしいおいしさってこういうことをいうのでしょうね。

 お店で写真を撮るのも迷惑だと思って、撮影しませんでしたが、本当においし
 いです。
 イタリアには、日本のような「カフェテリア」という名のコーヒー店も多いの
 ですが、なんと「ピザテリア」というピザ専門のお店もあるんです。

 それくらいイタリア人にとってのピッツァは、切っても切れない食べものなの
 かもしれませんね。
 いやぁ、めっちゃうまかったです。

 続いて、イタリアといったら、エスプレッソ! といってもいいくらいコーヒ
 ーの好きな国民です。

 さきほど、ピザテリアのことを買いましたが、当然、カフェテリアもそこかし
 こにあり、イタリアで、「カフェ」のことは、「エスプレッソ」のことを指しま
 す。

 とガイドブックにあったので、本当かどうか、「カフェ!」と注文したら、本当
 にエスプレッソが出てきました。

 ちっちゃなカップに少量の濃いエスプレッソ。
 それに、砂糖をなみなみと注ぎいれるイタリア人。
 おいおい、入れすぎだろう!
 というつっこみを入れたくなるくらい、ちっちゃなカップに砂糖をなみなみと。

 まずは、砂糖なしでなめてみたら…にがかった。
 ので、見よう見真似で砂糖をどばどばと。

 うん、飲める…けど、まだにが〜い。
 もともとコーヒーは飲まない方なので、ちょっとつらかったです。
 でも、カウンターでエスプレッソを飲んでいると、イタリアに来たなぁという
 雰囲気を味わえます。

 スパゲッティも食べた、ピザも食べた、エスプレッソも飲んだ。
 さぁ、今度はアイスクリームだ!

 さっそくアイスクリーム屋さんに入ります。
 イタリア語は分かりませんが、チョコレートの前にいって、「ジス ワン」と指
 差せば、万国共通のゼスチャーとして通じます(た、多分)。

 甘いものには目のない私ですが、一口なめてその余りの甘さに驚きました。
 おいし〜い!

 濃厚なチョコレートの味が舌全体に広がり、体全体にしみこんできます。
 しかし、後味は非常になめらか。
 全然しつこくありません。

 ひとなめして、感動し、
 ふたなめして、その余韻にひたり、
 みたびなめて、身をふるわす。

 イタリアに来てよかったぁ〜と心底思った瞬間です。

 あまりのおいしさに思わず笑みがこぼれます。
 
 さて、最後にフィレンツェの物価というか、お金の計算をしてみました。
 フィレンツェは非常にお金のかかり観光地です。

 まず、両替!
 ここで気をつけないと2000円も無駄にしてしまいます。

 次に、入場料!
 大体一つの入場料が6ユーロ(840円)くらいなのですが、ウッフィツィ美術
 館、アカデミア美術館、ジョットの鐘楼、メディチ家の礼拝堂の4つで24ユ
 ーロ(3300円)。

 体力があったら、本当はドゥオーモ、ヴェッキオ宮などにも行きたかったので、
 すぐに入場料だけで5000円くらいかかってしまいます。

 そして、観光地(しかも世界の)なので全体的に物価は高いです。
 ローマのトレヴィの泉そばのアイスクリーム屋さんでもアイスは2ユーロなの
 に、フィレンツェでは、倍の4ユーロ(560円)。
 円に換算してもその高さに驚きです。

 ただ、ピザやスパゲッティはそれほど割高ではなかったです。

 手数料と入場料と食事だけで1日に軽く1万円は出費してしまいます。
 まぁ、その価値はもちろんありますけども。

 さて、思う存分フィレンツェの町を楽しんだ後、20分遅れの電車に乗って、ロ
 ーマに帰りました。
 朝の3時半起きだったんで、さすがに疲労困憊状態。
 それでも、ユースホステルに戻ったのは、夜の10時半。
 すぐにシャワーを浴びて、11時半には床に入りました。
 
 さぁ、明日はいよいよヴァチカンです。
 ミケランジェロの最後の審判を見るのだ!
 ダヴィデ像の感動よ、もう一度。
 今度はミケランジェロの絵画の才能を十二分に堪能しよう。
 ちょっと興奮しながら眠りました。

 ということで、次回は、イタリア滞在2日目のヴァチカン編をご報告したいと
 思います。

 それでは〜

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