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 【WEB版世界旅行体験記】  第13号 2004年7月30日発行 (発行部数180)

 第14話 ナポリ〜青の洞窟編〜
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 皆さん、こんにちは。
 キリです。

 いよいよ青の洞窟に近づきます。
 ボートは時々岸壁に近づいてくれ、きれいな海水を見せてくれます。
 岸壁沿いの水は本当に透き通ってきれいです。

 「岸壁沿いの水」
 

 

 振り返ると先ほどの穴あき岩が見えます。
 遠目でもユニークな形ですね。

 「穴あき岩」
 

 それにしてもひどい天気です。
 くもりはくもり、どんよりしたくもり空。
 思わず気持ちも沈んでしまいそう。
 あまりにも悔しくて撮影しました。

 「どんよりした天気」
 

 そうこうしているうちに青の洞窟に到着。
 ここまで1時間。
 もしかしたら、このボートは青の洞窟に行かないのでは? と思わず思ってし
 まいました。
 もしくは、波が高くて洞窟に入れないのか?

 という心配は杞憂でした。
 青の洞窟はこんなところにございます。

 「青の洞窟の入り口」
 

 洞窟の右側に移っている手漕ぎのボートに乗り移って洞窟内に入ります。
 手漕ぎボートの料金は2ユーロくらい。
 私はあまりの美しさに奮発して4ユーロも渡しました。

 洞窟の入り口自体は非常に狭いです。
 なので、波が高いと中には入れないそうです。
 後で聞いた話によると私の来る2日前までは20日間も青の洞窟の中に入れな
 かったそうです!

 …天気は関係ないそうです。

 中には新婚旅行でこの青の洞窟を楽しみにしていたカップルも、入れなかった
 ということもあるそうです。
 青の洞窟の波の状況をHPでアップしてもらうといいかもしれませんね。

 「青の洞窟」
 

 ボートで青の洞窟に入る際には、頭を下げないといけないくらいの低さです。
 洞窟に頭をぶつける危険もあるけど、それよりも海に近いので、波をかぶる恐
 れもあります。

 こちらも帰りの飛行機で聞いた話ですが、私の翌日に青の洞窟に入った人が、
 もろ波をかぶってしまって、全身ビショビショになったそうです。

 …もしかして、着替えが必要かも!?

 青の洞窟の中は真っ暗です。
 
 「Look back!」

 ボートを漕いでいる男性がそういって後ろを指差します。
 そこで、振り返ってみると…
 
 「わぉ!」

 と思わず声がでるような幻想的な世界がっ!

 「青の洞窟」
 

 後ろの洞窟の入り口から入ってくる太陽光線で、海の水がなんともいえないエ
 メラルドブルー(グリーンにも見えます)を作り出しています。
 なので、太陽の光が出ている午前中が最もきれいだそうですが、あんだけくも
 っていたのにこの美しさ。

 来てよかったぁ〜

 心からそう思える美しさです。
 本当にすごいです。
 幻想的という言葉がぴったりの空間です。

 「青の洞窟2」
 

 幻想的な青の世界の中で、ボートを漕ぐ音だけが静かにこだまする。
 ときどきボートを漕ぐ男性が歌を歌う。
 視線はずっと青色に輝く海にそそがれる。
 美しいというのはこのことをいうんだというのが実感できる瞬間です。

 いやぁ、来てよかった。

 本当にそう思えた青の洞窟でした。

 それにしてもどんよりしたくもり空がうそのような洞窟内の明るさでした。
 最初はどうなることかと思いましたが、くもり空でも気を落とさず青の洞窟に
 向かいましょう!

 空がくもっているからといって、あきらめて洞窟に入るのをためらわないこと。

 しかし、洞窟から出てくると、外はやっぱりくもり空。
 街並みもどんよりしています。

 「カプリ島の街並み」
 

 せっかくなので、地中海の海岸も撮影しました。
 なかばやけっぱちな気分で。

 「どんよりした地中海の海岸」
 

 カプリ島で楽しみにしていたことが3つあります。
 1つが青の洞窟。
 2つ目がソラーロ山からのながめ
 3つ目が皇帝ティベリウスの別荘跡からの地中海の美しいながめ
 青の洞窟はなんとか見ることができましたが、残り2つは願いがかなわず。

 特に皇帝ティベリウスの別荘跡、ヴィラ・ジョビスには暗雲が立ち込めていま
 した…

 「暗雲立ち込めるカプリ島」
 

 しかも、まだ12時だというのに、小雨も降る始末。
 さて、どうするか?

 雨にも負けずに皇帝の別荘跡に行くか、それともすごすごナポリに帰るか?
 とりあえず、港にあるお店でラザニアを食べるも、観光地のおざなりの味。

 はぁ…、帰ろう。

 せっかくの早起きもむなしく、1時にはまた水中翼船にてナポリに戻りました。
 でも、青の洞窟が見れただけでも大満足でした。
 次こそはエメラルドグリーンの地中海を満喫するぞー! と鳴け犬の遠吠えの
 ような誓いを立てて、泣く泣くナポリに戻りました。

 さて、次回はナポリの町をご紹介いたします。
 それでは〜

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